美味しいハーブティーで優雅なティータイム

ハーブティー Herb:ハーブ

午後のティータイムといえばコーヒーでしょうか。それとも紅茶でしょうか。
その選択肢の中に今日から「ハーブティー」を入れてみませんか?
自然の恵みをたっぷり受けたハーブは穏やかに体に作用していき、体のバランスを整えてくれます。
決して「薬」ではないのでいきなり不調が治る、ということはありません。
継続して飲み続けていくことでゆっくりと改善していく、ハーブティーはそんなやさしい飲み物です。
そして「どうせ飲むなら一番おいしく飲みたい!」そう思いますよね。
ホット、アイスとも淹れ方にコツがありますので、そのポイントをご紹介します。
また、ハーブティーを飲む際の注意点もあるので、正しい知識をしっかり押さえていきましょう!

ハーブティーとは

そもそもハーブティーとは何ぞや?というところからですが、ハーブの葉や花、根などをお湯に浸すことで有効成分を取り出し、それを飲用するものです。
もちろん味が好きだから飲む、というのでも良いのですが、目的をもって飲んでみてはいかがでしょうか。
その目的はリラックスだったりリフレッシュだったり、あるいはダイエットだったり、免疫力を上げるためだったり。
ハーブにはビタミンやミネラル、抗酸化作用のあるものなど、いろいろな成分が含まれています。
それらの要素を体に取り入れることで体にうれしい効果を期待しているのです。
しかし、中にはアレルギー反応を起こすものも無きにしも非ず。
例えばイネ科の植物に激しくアレルギー反応してしまう方が、イネ科のレモングラスのハーブティーを飲んでアレルギー反応が出る、なんていう可能性が考えられます。
キク科のアレルギーの方ならカモミールとか…。
自分が知らないだけで合わない植物があるかもしれません。
ちょっとでも変だな、と思ったらすぐに飲むのはやめましょう。

ハーブティーの効果的な飲み方

ハーブティー1日のうちに2~3回に分けて飲むのが良いといわれています。
180ccぐらいを3回飲むとすれば1日540ccほどですね。
この540ccを一度に飲んでも、その時体に蓄えられる分は限られているので、こまめに飲むということを意識してください。
常に体の中にハーブの有効成分が巡っている状態を維持することが大事です。
ティーバッグタイプなら家やデスクワークの方は作るのが楽ですね。
茶葉が大袋に入っているタイプならあらかじめ自分で小分けにしてお茶パックに入れて保管すると楽ができます。
また、外に出るときは水筒に入れて持ち運ぶのもよいと思います。
私はデスクワーク時代、麦茶とハーブティーの2本の水筒を持ち歩いていました。

ハーブティーを淹れよう

まずは基本、ホットのハーブティーの淹れ方についてです。
さらにもう一つ、ハーブティーで使うハーブはドライとフレッシュでは使用する量が違いますので、そちらもあわせてご紹介します。

ホットハーブティーの淹れ方

準備するもの

・ティーポット(透明だとなおよし)
・ティーカップ(透明だとなおよし)
・茶こし
・ハーブ
・お湯:180cc/1杯分

ハーブティーの淹れ方

まずお湯を少し多めに沸かし、ティーポットとティーカップに注いで温めておきます。

ティーポットのお湯を捨て、ティーポットに人数分のハーブを入れます。
入れる目安としては、
ドライハーブはティースプーン山盛り1杯分が1人前です。

フレッシュハーブを使う場合は、摘みたてのハーブをさっと水洗いして水けをきり、お皿に盛ります。
お皿に盛ったフレッシュハーブを人差し指と中指と親指でつまみます。
これ3回分が1人前の量です。

★POINT
・レモングラスなどの長いものはあらかじめ切って入れやすくしてきましょう
・ローズヒップなどの固いものはあらかじめスプーンの背でつぶしておきましょう

ティーポットに人数分のお湯を注ぎ、蓋をして3分~5分ほど蒸らします。
この時のお湯は90℃ぐらいが目安です。
沸騰直後のものではなく、すこし冷めたものを利用します。

軽く円を描くようにポットをゆすって中身を均一に混ぜます。

茶こしで漉しながら1滴残らずティーカップに注ぎます。
茶葉をぎゅーぎゅー押すと苦くなるかもしれないので押さないほうが良いです。
ハーブティーに二煎目はありません。(有効成分は1回で出きっちゃいます)
使った茶葉はお茶パックに入れて今晩の入浴剤にしちゃいましょう。

香り、色を楽しみながらいただきます。
茶器が透明だとハーブティーの色を楽しむことができます。
ちなみに、ハーブティーに甘みを足したいときはハチミツや黒糖がオススメです。
また、甘味担当ハーブ「ステビア」をあらかじめ茶葉として入れておくのも手です。

アイスハーブティーの淹れ方

氷で一気に冷やす方法と、水出しがあります。
どちらが良いとは一概に言えませんが、氷で冷やす方法は短時間ですぐ作れる利点があり、水出しは時間はかかりますが、まろやかな味わいを楽しむことができます。

氷で冷やす方法

基本はホットハーブティーの淹れ方の要領ですが、ハーブを2倍の濃さで抽出するのがポイントです。
180cc分作りたい場合は、ハーブの量を変えずにお湯の量を半分の90ccにします。
そして蒸らしたのち、氷を入れて一気に冷やして完成です。

一度お湯で出すので、渋みのあるハーブには向いていません。
まぁ私は気にせず飲んでますけど…。

水出し

分量などはホットハーブティーの量を目安にします。
水の中にハーブを浸し、冷蔵庫で7時間ほど抽出させれば完成です。
ドライハーブを使う場合はお茶パックに入れておくと後処理が楽だと思います。

ポイントとしては、味の出やすいハーブは少し短い時間にすることと、
水道水の場合は一度沸騰させて常温に冷ましたものを利用します。
最初からミネラルウォーターを使うというのもOKです。

こちらは渋みが出ず、まろやかな味わいになるのが特徴です。
が、いかんせん時間がかかるのが問題…今すぐ飲みたい場合は上記の氷で冷やす方法をお試しください。

症状別ハーブティーブレンドレシピ

ハーブティーハーブティーはシングル(1種類)で飲んでももちろんよいのですが、複数のハーブをブレンドすることで、より味わい深く、また様々な効果も期待できますので、ぜひブレンドして飲んでください。
最初はどうブレンドしたらよいか分からないと思いますので、あらかじめブレンドされているティーバッグタイプのハーブティーをおすすめします。
お店によっては試飲させてくれますし、こういう症状を改善したいという相談にも乗ってくれますよ。
慣れてきたらいくつかのハーブを購入して、その時々の気分に応じてブレンドしてみましょう!

朝にオススメ!目覚ましブレンド ローズマリー+ペパーミント+タイムorレモンバーム
食後にリフレッシュ! レモングラス+レモンバーベナ+スペアミント
ストレスMAXのときに! ジャーマンカモミール+リンデンフラワー+ラベンダー
風邪かな?初期症状に! エルダーフラワー+エキナセア+ローズヒップ
デトックスですっきり! ダンデライオンルート+フェンネル+ローズヒップ
花粉などのアレルギー症状に! ネトル+カレンデュラ+エキナセア+マロウ

ハーブティーは自分の気分や体調に合わせて飲むことができ、ブレンドの楽しみもあるし極めれば立派な趣味になると思います。
また、お友達や恋人に自分がブレンドしたハーブティーをプレゼントすることもできます。
さらに庭でハーブを育てれば摘みたてのフレッシュハーブでティーを淹れることもできちゃいます。
ジャーマンカモミールなんかは飲みやすいし育てやすいので初心者さんにもおすすめのハーブ♪
ちなみに名前が似ているローマンカモミールはお茶にするとちょっとクセが強いのでティー目的の方にはオススメしません(-_-;)
いろんな種類のハーブがあって悩むかもしれませんが、まずは香りが好きなものや、自分の悩みを解決してくれそうなハーブティーからチャレンジしてみてください。
ハーブティーを生活に取り入れて自然の恵みをたっぷりいただいちゃいましょう~!

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