AEAJ認定アロマテラピー検定は独学で受験して合格できる?その先の資格は?

Aroma:アロマ

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こんにちは!まどかです。

少し前までアロマスクールで営業&広報の担当をしていた私が、AEAJアロマテラピー検定や資格制度について、よく聞いてきた質問に答えます!

ちなみに私はアロマテラピー検定1級は独学で取って、AEAJアロマテラピーインストラクターは生徒さんと一緒に勉強して取得しました♪

そもそもAEAJって何?

アロマテラピーという言葉が一般的になって20数年。

日本にこの言葉が入ってきたのって実は結構最近だったりします。

90年代にアロマブームが来たのを当時小学生だった私も覚えていています。

その後も香り産業はどんどん発展して今に至っていますが、アロマテラピーは「芳香療法」と日本語で訳され、基本的に植物からとれるエッセンシャルオイルを用いたものを指します。

ですので、合成香料を使ったものはアロマテラピーではないのです。

AEAJ(公益社団法人日本アロマ環境協会)という団体は、アロマテラピーを正しく日本に普及させるために作られた団体で、数あるアロマの協会の中で唯一、国の環境省が「公益社団法人」として認めている一番お堅い(手堅い)団体です。
※ちなみに一般社団法人は割と簡単に作れますが、公益社団法人は国や都道府県が認可するので結構厳しいです。

そのAEAJが主催しているアロマの検定が「AEAJアロマテラピー検定 1級・2級」なんですね。

世の中にはほかにもいろんなアロマ検定や資格が似たような名前で存在していますが、すべてどっかの民間団体が作った「民間の資格」です。

まぁAEAJの資格も民間の資格ではありますが、どっからどう見ても民間資格の中でも権威は上です。

なんてったって環境省がバックについているから(笑)

だからAEAJが教えるアロマの内容は、実はとっても厳しい基準なんです。

医療とは違うという所をしっかり線引きしているのは当然ですし、何をするにも環境省からOKをもらわないといけないので、テキストの一言一句含め、すべて「厳格」なんです。

ということで、知名度も権威も頭一つ飛びぬけてている、それがAEAJという協会なのです。

AEAJのアロマテラピー検定は受けておいて損はない?

結論から申し上げますと、アロマについて勉強をしたい、何か学んだ証を形に残したいのであれば「AEAJの検定や資格を取るのはおすすめ」です。

おなじアロマの学びをするのであれば、よっぽど何か理由や事情がない限り、AEAJを通らない理由がないからです。

もちろん「信頼できる団体」ということもありますが、正しい知識を体系立てて学べ、そして頑張ればその先の上位資格につながるということですね。

アロマの学びに限らずですが、何事も「最初に学ぶ基準のレベル」を高めに設定しておいた方がよいと思います。

これは難易度という意味ではなくて、どれだけ「正しく、厳しい」ことをスタンダードとして知るかということです。

一番最初に知る内容が、ガイドラインゆるゆるの基準だったらどうですか?

そのあとに難しいことや厳しいことを聞いても「え~そんなん無理!」ってなりません?

でも最初から高い品質を目の当たりしていたら、それが当たり前になるんですよ。

ここは絶対守るラインなんだなっていうことを最初に知っておかないと、後々間違った知識が入ってきてもそれが合っているのか、間違っているのかさえ分からなくなりますからね。

そういう意味でも、最初に学ぶ内容は「ちゃんとした知識」であることをオススメしますので、AEAJアロマテラピー検定の勉強をして受験することはとても有意義だと思います。

アロマテラピー検定は独学で学べるものなのか?

「試験に合格する」ためだけの勉強であれば、ぶっちゃけ独学で十分ですし、多少の前知識があれば勉強期間は1か月あれば間に合うかなと思います。

でも、アロマテラピーを学んでどうしたいのか?というところで、ただ知識を詰め込んで「試験終わったら忘れる」みたいなのは嫌だという場合はどうでしょう。

将来アロマセラピストになりたいとか、アロマを使った商品を作りたい、自分でいろいろアロマを活用したい、アロマショップで働きたいなどなど…

アロマを活用したいのであれば、詰め込み学習や独学はおすすめしません。

詰め込み学習はもちろんあっという間に知識がなくなります。

独学は知識に偏りが出て、本に書いてあること以上の知識は身につきません。

でも、スクールに通えば、より広い知見を学ぶことができ、本には書いていない情報も教えてもらえるのです。

料理が初めての人が本を見て包丁の握り方から試行錯誤するより、勝手知ったるプロから包丁の握り方を教えてもらって、本には載っていないまな板と自分の立ち位置のバランス、指の位置、力のかけ方までその場で指導してもらう方が断然正しい知識を最短で身に付けられますよね?

それと一緒です。

さらに「アロマスクールに通う」といういわば「強制力」があれば、自分がどんなに今興味が薄れていても「アロマを使う環境に身を置く」ことになります。

この「接触の機会」が増えるというのは非常に大切です。

人は今までやっていなかった新しいことを習慣にするにはかなりの時間と努力が必要です。

意思の強い人はいいですけど、私はあらゆることが3日坊主で長続きしないので、強制的にやらざるを得ない環境に身を置かないとすぐサボります。

アロマの勉強も一緒で、なかなか勉強に身が入らなかったり、好きな事だけかいつまんだりしていては、結局トータルで見たときに身についていることがほんの少しだったりします。

ちなみに私はそれを昔Web制作の時に思い知りました。

高校大学と、自分の好きなバンドのファンサイトを作っていましたが、ネットで寄せ集めた知識でメモ帳でコーディングしていた(ソフト買うお金ないし)のですが、会社に入社して教育担当からデザインとコーディングを教えてもらったところ、わずか1週間で数年独自で調べて覚えたことをとうに追い越しました(笑)

しかも業界の最新情報付きで(笑)

一人でコツコツやるって、面白いんですけどいかんせん遅いし、その業界のプロからすると「え、まだそんな古い知識でやってるの」っていう状態になるんですよね…。

アロマの世界も昨日まで常識だったことが、とある研究結果によりガラッと覆る、なんてことはありますから、やはり最新情報を手に入れられる環境に身を置く方が、結果自分にとってプラスになるのは間違いありません。

元アロマスクールだから回し者のような言い方になってしまっていますが、新しい知識を身に付けるという目的を達成するためにはやはりこれが一番だと私は思います。

AEAJアロマテラピー検定1級と2級の違いは?

アロマテラピー検定には1級と2級がありますが、正直言って2級は受ける必要ありません。

1級のみ一点突破でいってください。

なぜなら2級に合格しても別に何もないからです。

1級と2級ではテストの出題範囲が違いますが、2級という中途半端なレベルを学ぶぐらいなら、最初からアロマの基本が網羅されている1級を勉強する方がはるかに効率がいいです。

しかも1級と名がついているけど、難易度は低めです。

英検1級とかはめっちゃ難しいですけど、アロマテラピー検定の1級はぜんぜん難しくないので大丈夫です。

とはいえ、本をぼんやり眺めているだけではもちろん合格しませんし、合格率も80~90%なので誰かは落ちています。

でもそれはきっと覚えなくていいとこを覚えていて肝心な事を覚えていなかったり、単純なひっかけ問題にまんまとはまっていると思います。

運転免許の試験の方がよっぽどひっかけ問題のひねくれ度は高いです。

AEAJの資格制度は、アロマテラピー検定1級に合格することが「スタートライン」です。

この検定は実はアロマの学びの入門中の入門にすぎません。

アロマテラピーの認知を広げるためにやっているようなもんだと思いますので、ここの難易度を上げてしまうと普及しないということから、検定は易しめ設定にしているのではないかと思います。

ですので、まずは受かって当然という強い気持ちを持って、最初からガツンといっちゃってください。

アロマテラピー検定1級合格ってどんなレベル?

平たく言えば「アロマテラピーの基本知識を有しており、正しく利用することができる」レベルが1級合格ラインです。

で、身もふたもない話しちゃいますと、アロマ業界の人からすると、1級合格者は世間にごろごろいるので、特に何も優遇はないのです。

アロマ業界じゃない人からすると「1級合格するなんてすごいね」ってなるかもしれませんが…。

アロマテラピー検定自体が独学で誰でも受けられるもの、かつ合格率めちゃ高なので、そこまで合格に対して絶大な効果は発揮しません。

が、その先の本科認定資格になるとほんの少し変わってきます。

AEAJ認定アロマテラピーインストラクターAEAJ認定アロマセラピストについては、やや専門的な内容になっていくので、知っている人からすると「ちゃんと勉強したんですね」となります。

とはいえ、さらに上には上の資格がありますし、医学や薬学を学んでいる人からすると、民間の資格なんてと鼻で笑われることもざらですが…。

ちなみに、専科認定資格である「AEAJ認定アロマハンドセラピスト」「AEAJ認定アロマブレンドデザイナー」は試験なしの受講のみで取れる資格なので、これまた特に業界内では大して威力は発揮しません。

ボランティアや趣味で生かす分には問題ないのですが、仕事にするレベルではないです。

でもうまくセルフプロデュースできればこれでお金を頂くことも不可能ではないです。

とはいえ、これは業界のプロフェッショナルになれる資格ではなく、あくまで持っていて当然レベルと思っておくぐらいがちょうどいいかなと。

もしこの先、アロマを仕事にしようと思うなら、上の資格まで取得することが「最低限のライン」と思って、最初から上位資格と入りにいく、そのために必要な検定を受ける、という流れで進むべきですね。

とりあえずアロマテラピー検定を受験してみようかなと思ったら

いろいろ厳しいことも書きましたけど、なんでもやらないと始まらないわけで、アロマテラピー検定の受験も最初の一歩にすぎません。

今アロマでご飯食べてる人も最初はこの一歩を踏んだわけです。

AEAJのアロマテラピー検定は毎年5月と11月に開催されます。

申込期限はかなり前に設定されているので、気を付けてください。

2023年2月23日現在、2023年5月のアロマテラピー検定申込期間となっています。

ここで申込しそびれたら11月まで待ちぼうけなので、気になっている人はまずは受験するだけでもしてみてください。

インターネット試験なので家から受験可能です。

香りやアロマが好き、家で楽しんでるという人ならなんなく覚えられるでしょう。

必ず勉強するときはAEAJから出版されている公式テキストと問題集で対策してくださいね。

これさえあればほぼ間違いなく合格できます。

香りテストは2問なのでぶっちゃけ間違っても何とでもなるので、あまり気にしない方がいいですね。

他で点数とれるようにしておく方が大切です。

ただ、アロマをたしなむ者として、やっぱり香りには敏感になる必要があるので、ローズマリーカンファーとローズマリーシネオールの違いは今は分からなくても、ラベンダーとレモンの香りぐらいはかぎ分けてください(笑)

試験対策用の精油も出てるので、持っていると安心です。

ちなみに当時の私はあんまり精油を持っていなくて、試験の数日前に店頭で自信のない精油をかぎまくって最後に叩き込んだタイプです(笑)

そんな事せず家でゆっくりしっかり覚えたい方は対策セットを購入すると安心です♪

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