エディブルフラワーの代表“ナスタチウム”

ナスタチウム Herb:ハーブ

朱色や黄色の鮮やかな花を咲かせ、丸い葉が印象的なナスタチウム。
食べられる花=エディブルフラワーとして有名なハーブです。
花も葉もサラダなどにピッタリ!
収穫時期も長めで見た目もかわいいオススメのハーブです。

ナスタチウムのプロフィール

名前 ナスタチウム
別名 キンレンカ、ノウゼンハレン、ペルークレソン
学名 Tropaeolum majus
科名 ノウゼンハレン科
利用部位 葉、花、果実

食べるとピリッとした刺激がアクセントになるナスタチウム。
お客様に葉を味見してもらってましたが、皆さん「おお~!」と驚かれていました。
ほんとちょっとだけで十分感じられる辛味。
決して辛すぎるわけではなくて、ちょうどよい辛さなんです。
トウガラシよりはワサビに近い辛味があります。
花びらも同じくピリ辛なお味です。

料理での利用方法

サラダに使って鮮やかに

一番メジャーな使い方かな、と思います。
ほかの野菜と合わせてください。
ナスタチウムの葉は丸くてかわいいので小さければそのまま使ってもOK!
大きければちょっと手でちぎってあげてください。
花は小ぶりならそのまま飾りに、大きければ花びらを散らしてください。
花の鮮やかさが見た目も美しくおいしそうに見せてくれますし、なにより味がピリ辛なのでアクセントになっておいしい!
ビタミンCや鉄分が豊富なので体にもうれしいハーブです。

サンドウィッチに挟んで


ナスタチウムこれも結構メジャーな使い方ですが、サンドウィッチに挟んでマスタード替わりに使います。
この写真のようにオープンサンドにして上に花を飾ってもかわいいですね。
ちなみに私は職場のナスタチウムの葉をちぎってお昼ご飯に散らして食べていました(笑)

 

魚料理に合わせて

白身魚などの淡白な魚にオススメ
味のアクセントとして葉や花をそえるだけ。
ベースの味付けは塩コショウで十分おいしいです。
ちょっといつもの味に飽きたときの薬味のような感覚で使うといいハーブかな、と思います。

ピクルスにする

柔らかい実は塩漬けにしてピクルスにすることができます。
塩漬けにせずともそのままスパイスとしてすりおろして使うこともできます。
味は葉や花と同じくピリ辛です。
ほんとあらゆるところが利用できる万能ハーブですね!

料理以外の使い方はあるの?

観賞用や、花壇の色どりにオススメです。
ナスタチウムの開花期は初夏と秋の2回あります。
真夏の日差しには弱いのでこの頃は切り戻して涼しいところへ避難させる必要があります。
つる性の植物でわさわさ膨らんでいきますので、込み合わないようにどんどん収穫しましょう!
花壇の縁取り、野菜ガーデンのような緑しかないお庭の色どりなどにもおすすめ。
なんといってもナスタチウムはコンパニオンプランツとしても有名ですから、特にアブラナ科の野菜との混植は相性がよいです。
アブラナ科の野菜に来るアブラムシなんかの害虫を遠ざけてくれます。
カラフルな菜園になるし害虫除けになるし、食べられるし最高じゃないですか…!
最近は品種改良で斑入りのものや八重咲のものがあり、見た目もどんどん進化しています。
ぜひ生活にナスタチウムを取り入れてみましょう!

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